陰性ちゃん。


こんにちは!陰性ちゃんです!



何が陰性かって、病気が陰性でした。
まぁ、だからといって治ったわけでも治るわけでもないんだけど…



以前から、そして年末になって気になっていた検査をしてもらうことにしました。みゅー子の病気は、多発性嚢胞腎といって、遺伝性の病気の可能性があると言われていました。でもこれ、遺伝子検査をしてみないと本当にその病気かどうかって判別できないんですよね。うちの子は、最初の段階でエコーに複数の領域の嚢胞ぽいのが映ってたからそうじゃないかって判断になったんですが、、、

実はこの病気は、人間でも難病指定されていて治療薬はまだないんですね。そんなわけで、研究しているところでは、病気の進行やどういう変化を腎臓にもたらしているのかを調べていらっしゃると思われ、以下のような依頼ごとが書かれていました。


飼い主さまへのお願い
ネコ多発性嚢胞腎症の原因については、PKD1遺伝子変異の情報以外はほとんど解明されていないのが現状であり、有効な根治的な治療法もありません。
そのために、多発性嚢胞腎症に対する新しい治療法を開発するために病気の原因についてもっと知る必要があります。 現在、内科診療科では、治療法を見つけたいとの強い思いから、多発性嚢胞腎の病態解明に力を注いでおります。 しかし、そのためには多発性嚢胞腎症になったネコちゃんの腎臓における病理検査が必要なのです。 長年家族の一員であったわが子を送り出すことは大変つらいことではありますが、今現在、多発性嚢胞腎症と闘っている他の多くの子達のためにぜひご協力をお願い申し上げる次第です。 闘病を終えたネコちゃんの嚢胞を形成した腎臓や肝臓をご提供してくださる方は当院までご連絡くださいますよう何卒お願い申し上げます。
岩手大学付属動物病院

亡くなってから遺伝子検査をしてたんじゃあなーと思い、なんとなく病名を確定しておくのもいいかもしらんなとも思い、去年(2016年)年末に、思い切ってお世話になっている動物病院の先生にお願いしてみました。



そして年が明けて、頂いたお電話で、

「検査は、陰性だったことがわかりました。」

ほえ!!

すっかりそうだと思っていたばかりに、えーーーー!そうなの?え?そうなの?っていう感じで・・・陰性ちゃん、君はいったいぜんたい何の病気なのだ?




そして今日、再びエコーを撮ってもらいに行ったら、嚢胞っていうより水腎症ぽいかなーということで、多発性嚢胞腎ちゃんあらため、水腎症ちゃん(まだ未定)になりました。確かに一番最初の頃に嚢胞ぽかったようなエコーの写真とは違って見えました。

水腎症だとしても、進行すれば膨らんだ腎臓が他の臓器を圧迫したり尿毒症になったり、いろいろ危険はあるみたい。でも、いますぐ手術して腎臓を取りましょうというようなことでもないそうです。そもそも病気がわかっても1年以上元気だしねぇ。



このやせっぽちの身体で、いつそんな病気を発症したのか、野良猫の頃はいったいどうしてたのか、謎は尽きません。



とはいえ、今後も予防的に腎臓サポートの療法食を食べ、体調には細心の注意をしていかなければならないのは変わらないのですが、なんか、みゅー子が複雑な進行性の病気でなくて良かったような気もするし、また別の病気だったとして、どんなことに気をつければいいのかまた不安が増えたような気もするし・・・

ほんと、世話の焼ける猫ですw


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